2002/10/05  飛行機全体パラシュートシステム、パイロット救う

シーラスデザイン社の2機種、SR20とSR22は機体に緊急パラシュートシステムを搭載していることで有名だが、今般、機体整備のテストフライトでエルロンが破損し操縦不能となったが、無事このシステムが稼動しパイロットは九死に一生を得た。

テキサスのとあるゴルフ場付近で、管制塔と交信しながらメンテナンス後の試験飛行をしていたパイロットは、操縦不能となったためパラシュートシステムを稼動させる、と言った。
このとおり、無事森林エリアに舞い降りた。
 

先週木曜日の事故、無事パラシュートで地上へ、はジェネラルエービエーションに歴史を作ったものであった。
未来の姿を今日へ、というわけである。

この機体ごとパラシュートのシステム、現実の世界で使用されたのは初めて。無事地上へ生還というのは、なんとも新時代の話と噂でもちきりである。

このシステム、搭乗者の安全だけを考えているため、実際には機体はもう使い物にならないが、実際この日の事故で、パイロットは無傷だった。
機体を製造販売しているシーラスシステムは、「まさにこの日のために、こういう道を選んだ」と語っている。「これで軽飛行機の個人旅行をさらに安全にする道が実証された」。

シーラスは、このシステムを採用している唯一の飛行機製造会社だが、1984年に機体製造を開始し、設計の当初から、もっとも安全な小型機の姿、を追い求めてきた。

この機体パラシュートシステム、設計思想は、全ての墜落回避策が尽きたときの、最後の手段、である。
もちろん、ガス欠だろうが、なんだろうが、下に平らな緊急着陸場所があれば、それをトライするのが最初。しかしながら、森林地帯などで、それもできないときの